2007年08月16日

トキカケリフレクション「青い空にかけて」ver.2(6)

この記事にはネタバレ要素が含まれています。アニメ映画『時をかける少女』をまだ見たことがない人でこれから見ようと思っている人は注意してください。この記事は前記事の続きです。この記事には不確実な情報が含まれています。

〈トキカケを編む〉
私は小説などの物語を作るときは、「編む」ことが重要だと思っています。「編む」とは、思いついたストーリーに合わせて主人公や場所の設定を行っていくと言うことです。これはたとえば先に主人公や場所の設定を行ってストーリーを作り上げる方法の逆です。

このトキカケでも、長い坂のさきに踏切があるという場所がありましたが、これは真琴や功介たちがあのような事故に「見舞われるように」設定された「編む」ことのための小道具といえます。しかも時間が来ると機械の人形の集まりみたいなものがアーケードの上で動き出します。これも真琴が時間を戻ったと言うことを強調するための仕掛けです。

編むと言えば、真琴がタイムリープの残数が回復していることに気づき、千昭のもとへ跳ぶのも、テントウムシが真琴の腕にとまってくれたから残数に気づいたといえます。このテントウムシもまさに編むため。どの物語もそうですが、このトキカケも設定や場面の展開をよく「編んで」ある物語なのです。

〈声優の力〉
真琴が千昭のもとへ、夏空のもと息を切らしながら走っていく場面があります。声優である仲里依紗は制作過程で、ここで息を切らしているといったふうな声を録音したのだと考えられますが、もしかしてこれは全部一続きの録音なんでしょうか? ある程度の長さだけ録音して、それを合成してつなげるという方法もとれることと思いますが、もしこの場面全部一続きで録音しているのだったら、仲里依紗の苦労は、すごいと思います。

〈tokikake@web〉
トキカケには公式ホームページがあります。そのページの背景画像なんですが、貞本義行が描いたイラストがそのまま分割もされず背景画像として使われています。しかも画質もそんなに悪くありません。果たしていいんでしょうか、これを公開してしまって……。画像の右側の方は後から青空を書き足したと言うことはわかりますが。

トキカケホームページのブログには、海外でも放映されているトキカケの4ヵ国の翻訳が載っています。たとえば「俺は功介のこと話してんだよ」は英語では「I'm talking about Kosuke.」です。この中にナイスの日をテレビのアナウンサーが説明している場面があります。日本語では7月13日がゴロでナイスの日だというわけです。でも海外の人には説明してもわかりませんよね……? なな、いち、さんって言っても。

〈終わりに〉
かなり長くなりましたが、このトキカケリフレクションはこれで終わりです。

視聴したときは、トキカケのおかげで朝から泣いてしまいました。ほんとは夜見るのが良かったんですけどね。そちらの方が後は寝るだけなので、じっくり反芻できます。

全く関係ない話になりますが、このトキカケの映画などを見ていると私は、人間というものは苦しみを背負う運命を持ったからこそ、喜びを感じることができるのだろうかと、ちょっと考えたりします。どんな長い時の中でも、その感情の変動こそが、この世界において深遠の意味を持つのではないかと。

◆ ◆ ◆

忘れられない夏の思い出
友達との何気ない会話
そして突然やってくる恋

時も空間も超えて、この言葉を届けよう
Time waits for no one.
あの見上げた、青い空にかけて

■(2007.7.22)


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お知らせ:3週間ほどブログの更新を停止します

数日後に祖父母宅に帰省します。ネット環境が使えないので3週間ほどブログの更新を停止させていただきます。
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2007年08月14日

アンテナアーカイブ07年6月〜07年8月分

アンテナの記事がたまってきたのでエントリーとしてまとめて掲載します。2007年6月頃から8月頃(現在)までの記事です。アンテナ本体の方はリセットします。これらの記事には現在の情報と合致しない古い情報が含まれている可能性があります。

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超図解Illustrator……エクスメディアが発行するIllustratorのパソコン解説書。書中ではスクリーンショットが多用され、Illustratorの基本的な使い方がわかるようになっている。私は今は資金の関係からフリーソフトのInkscapeを使っているが、Inkscapeなどのドローソフト共通の使い方もこの本を読んでいるとわかりやすい。(2007.8.6→2007.8.11)

HANABI……昔のBLEACHのエンディングにも使われていた「いきものがかり」の歌。BLEACHのエンディングアニメーションはシンプルだが、花火が花開いたときの一瞬のまぶしいまでの輝きを、キャラクターたちの物憂げな表情と共に捉えている。ハーモニカの音が切ない。リンクはアマゾンへ。(2007.7.31→8.7)

ClearType……Windows Vistaで標準採用された文字表示システム。このClearTypeによってVistaではアンチエイリアスの掛かったなめらかな文字を表示することができる。Vistaからはじめて採用されたものだと思っていたが、WinXPでも設定によって使用可能なのを確認。しかしフォントの関係で、実際に効果がかかるのは英字のみ。そういえばXPの標準でも大きな文字にはアンチエイリアスが掛かる。(2007.7.22→8.1)

渡辺俊幸……NHKのアニメ・ドラマの音楽担当もやっている作曲家・編曲家。関わった作品は多いそうだが、クレジットを見て私が知ってる限りでは、アニメ「名探偵ポワロとマープル」(2004年)や現在放送中の朝ドラ「どんど晴れ」を担当している。(2007.7.1→30)

KNOPPIX(クノーピクス)……Linuxディストリビューションの一つ。他のLinuxと異なる点は、CDから起動できると言うこと。パーティションを区切ったりせずに、Windows環境に影響を与えることなく起動できる。Linuxなので動作にはDOS/V機が必要。使用するにはWin環境などでディスクイメージをダウンロードしてCDに焼き、それをコンピュータに挿入して再起動して起動させる。(2007.7.9→7.27)

鋼の錬金術師『シャンバラを征く者』……錬金術の発達した別の世界と現実の世界を舞台に活躍する「錬金術師」の少年を描くアニメの映画版(公開されたのはだいぶ前の話です)。アニメ版において弟の体をよみがえらせると共に、錬金術が使えない科学技術が成長した現実の世界にとばされてしまった主人公の、その後を描いている。現実の世界の方の物語の舞台はドイツ。アニメはガンダムSEED Destinyの前に放送されていた。(2007.7.9→20)

QuickTime Playerフルスクリーン表示……最近のアップデートにより、これまでPro版でしかできなかったQuickTime Playerのフルスクリーン表示が無料の通常版でできるようになりました。フルスクリーン表示への切り替えアニメーションもなかなかいいです。リンクはアップルのQuickTimeページへ。(→2007.7.19)

X11アプリとMac OS Xネイティブアプリ間のコピー&ペースト……GIMPやInkscapeなどのX11アプリとMac OS Xネイティブアプリ間でのクリップボードのテキストのコピー&ペーストにはコツがあります。ネイティブアプリ側ではコマンド+Cキーで、X11アプリ側ではcontrol+Cキーを使えばクリップボードのテキストデータのやりとりができるのです。Mac OS X版のInkscapeやGIMPでは日本語入力ができないので日本語を挿入するにはコピー&ペーストを使います。

結界師……日本テレビ系列で放送中のアニメ。今は学校の建つ烏森の地を化け物である妖から守るために結界術で戦う二人の「結界師」の姿を描く。二人の結界師とは詳しく書くと一人は中学生の墨村良守、もう一人は高校生の雪村時音の二人で、二人は隣近所である。(2007.6.28→7.6)

AXISフォント……雑誌『AXIS』のために開発されたフォント。とてもスタイリッシュなゴシック体。AXISのフォントのサイトでは試用版のフォントをダウンロードすることもできる。(試用ではなく)実際に使用する場合は購入する必要がある。ちなみに『AXIS』とは座標軸のこと。(2007.7.1→4)
[後日注:「実際に使用する場合は購入する必要がある」と書きましたが、現在は試用版は購入しなくてもほとんど制限なしに使用できるようです。もちろん試用版なのでフォントに含まれる文字数は少ないだろうと思われますが。ちなみに私が昔使ったときは試用に期間制限がありました。]

時をかける少女……筒井康隆のジュブナイルSF小説と、それを原作とする映画・ドラマ・コミック・アニメなどの作品。(――Wikipediaより) きたる7月21日に劇場版アニメが地上波で放送されるそうです。見たことないのでおもしろい映画かどうかは私にとっては未知。公式ホームページとアップルのQuickTime Trailersで予告編を見ることができる。(2007.7.1→3)

東不可止(あずま・ふかし)……テレビ東京のアニメディレクター。アニメ『銀魂』や『アイシールド21』などのクレジットにこの人の名前を見ることができる。なんか珍しくておもしろい名前だ。Wikipediaによると本名とのこと。でもATOKで変換できたところを見ると、「不可止」というのは結構一般的な名前なのかも。リンクはWikipediaへ(2007.6.28)

Songbird……オープンソースのメディアプレーヤー。Mozillaの技術を利用して開発されている。今のところ開発初期段階であり、インタフェースなどまだ垢抜けないところが多少感じられる。Windows、Mac OS X、Linux上で動作する。(2007.6.28→30)

BLOOD+ - en.wikipedia.org……WikipediaのBLOOD+のページ、なのだが、これは英語版のWikipedia。BLOOD+は日本のアニメなのに、海外でも放送されたらしくて英語版の記事があり、しかもこちらの方が充実しているようでもある。キャラクター紹介ページでは画像入りで紹介されている。(2007.6.25)

GrApple……FirefoxのMac OS X風スキン。Mac OS X風スキンにはほかにiFoxなどもあるが、こちらの方がクオリティーが高いと私は思っている。基本的にMac OS X版Firefoxでしか使えない。(2007.6.25)

Safari for Windows Beta……Macの最高速ブラウザがついにWindowsにも登場。しかしまだベータ版なのでセキュリティーや日本語表示などは不十分だそう。どのくらいこのSafariが速いのかというと、アップルはIE7の二倍速くFirefoxよりも速いとアナウンスしている。(2007.6.20→25)

ガンダム00……10月から始まるガンダムの新シリーズ。勢力分割された地球で、戦闘を止めるために行動する私設武装組織に属する4人のパイロットの話を描く。人物の顔の描き方はSEEDシリーズとはまた別の描き方。プロモーションムービーを公式サイトで見ることができる。Wikipediaにも関連記事あり。(2007.6.20)

Adobe CS3基調講演ムービー……Adobe Creative Suite 3発表記念イベント基調講演オンデマンド配信。最近発表されたAdobe CS3に関するスピーチや機能紹介など、CS3に興味がある人は是非視ておきたい。ムービーはFLV形式。(2007.6.19→22)

WWDC基調講演ムービー……アップルの開発者向け講演イベントを収録したムービー(英語)。このWWDCでは今年発売になるMac OS X Leopardの新機能を発表している。それによるとFinderなどの様々な機能がグレードアップする模様だ。このムービー視聴にはQuickTime Playerが必要。QuickTimeはアップルのサイトから無料でダウンロードできる。(2007.6.19)

BLOOD+の作り方……BLOOD+がどう作られていたかが掲載されている、公式ホームページの中の一コーナーで制作レポートの中の一部分。BLOOD+の絵ををどうIGのスタッフが描いている(た)か、キャラクター設定、スタッフへの質問とその答えなどが掲載されている。……とうの昔のソースですみません。(2007.6.16)

Stellarium……きれいなレンダリングが特徴的なフリーのプラネタリウムソフト。Stellarium wikiにはバージョン0.8.2までの情報しか載っていないが、最新版の0.9.0もリリースされているらしい。都市では本物の空を見るよりこのソフトのほうが星がきれいに見れる。0.9.0では星のまたたきまで再現しているところが本格的だが、フルスクリーン機能がなくなったのが惜しいところ。デフォルトでは日本語表示はされない。リンクはStellarium wikiへ(2007.6.14)

Quartz Composer……Mac OS XのQuartzの機能を最大限に活かしたコンポジションを作れる開発者向けのアプリケーションです。コンポジションとはたとえばスクリーンセイバーのようなプログラミング的要素の強いCGアニメーションのようなものです。Quartz ComposerはXcodeに付いてきます。リンクはマイコミジャーナルでQuartz Composerを取り上げているページへ。(2007.6.5)
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2007年08月12日

トキカケリフレクション「青い空にかけて」ver.2(5)

この記事にはネタバレ要素が含まれています。アニメ映画『時をかける少女』をまだ見たことがない人でこれから見ようと思っている人は注意してください。この記事は前記事の続きです。この記事には不確実な情報が含まれています。

〈検証・タイムリープ〉
――タイムリープについて設定の揺れがあるところがあります。予告篇では芳山和子は「時間って戻すことはできないでしょ。でも真琴にはそれができた。」といっています。これに寄れば、「真琴は時間を戻せるんだ」という解釈になります。しかし本編では、「時間って戻すことはできないでしょ。でもタイムリープを使うと過去の時間に跳ぶことができるの」といった感じのことを言っています。これは「真琴は時間を飛び越えられる」ということになります。これは、周りの人の時間が戻るかということに関わってきます。「時間を戻せる」、なら周りの人の時間も戻り、「時を飛び越えられる」なら、真琴だけが過去に戻ることになります。

世の中に出ている数ある物語の中で時間を扱うものは、大抵時間という概念の扱い方についてルーズです。たとえばトキカケの場合能力を持った人は時間を戻すことができたわけですが、そのときタイムリープをした当人の脳内の情報は時間を戻ってもタイムリープする前の状態に保たれます。先ほど言った時間を飛び越えられると言うことなら、体ごと時間を跳ぶわけですからそれも当然でしょう。そのことによって「戻った時間から見た未来」(つまり「戻る前の時間」)に起こる事故を回避することができるわけです(真琴のように遅刻を回避したりとか)。しかし、「周りの人のも含めた、時間を戻すことができる」という能力ならどうでしょう。単にその考え方で時間を戻るとした場合、物理世界の法則に則って、時間を戻る前あった最新の脳内の情報は失われてしまうと考えられます。脳内の情報も過去に戻ってしまうからです。つまり時間を戻ったところで「時間を能力を使って戻した」という情報さえ頭の中からは失われ、場所も跳ぶことはできず、もう一度全く同じ生活を送るというはめになります。対応を変えて状況を変えることはわずかもできないのです。

また、千昭は時間を止めましたが、これは厳密に言えばおかしいことかもしれません。まず第一に真琴にできなかった時間を止めることがなぜ千昭にできるのか。第二に、時間が止まっているならその止まっている時間の中では体を動かすことはできないはずではないかということです。しかし実際は真琴も千昭も美術館まで行ったりと、周りの人たちが止まった中で、いろいろと動き回っています。

芳山和子は果たしてタイムリープの影響を受けているのでしょうか? 劇中では真琴が何回も和子の所を訪れ相談に乗ってもらっています。単に劇中でははしょってあるだけなのかもしれませんが、最初タイムリープの存在について真琴が聞いたあと、その前の時間に真琴がタイムリープで戻った後また来ても、再度和子は同じことを説明していません。しかし後に、「真琴は千昭君のことが好きなんだと思ってたけど」と「真琴は功介君のことが好きなんだと思ってたけど」と似たような言葉を発しているので、タイムリープの影響は受けているのかもしれません。

千昭は野球もなくなってしまうような未来から来たということなので、真琴達がいる時代では習慣が違ってとまどうこともあるのではないでしょうか。たとえば千昭は自転車に乗れますが、未来には自転車はあるのでしょうか。言葉というのは時代と共に変わるものですが、それでも千昭は未来語を話したりしません。ちゃんと現代の高校生の言葉を使います。

トキカケにおける時間の概念については後日詳解するつもりです。

〈クレジット〉
私はクレジットを見るのがが好きです。といってもクレジットカードじゃなくて、その作品を誰が作っているかと言うことです。私は今回、クレジットをテレビ放送とは別のソースから得ました。なので、ここで述べていることはテレビ放送のクレジットとは違う部分もあります。

千昭役の声優は俳優である石田卓也という人です。この人の声になにか聞き覚えがあったような気がしたので、Wikipediaで調べてみましたが、私の知っている人ではないようです。早川友梨役は垣内彩未が声優を担当しています。NHKの朝の連続テレビ小説『ファイト』で黒木里夏役をやっていた人です。

キャラクターデザインを担当しているのは『新世紀エヴァンゲリオン』製作にも関わった貞本義行です。といってもわたしはこの人のことも知りませんし、エヴァンゲリオンは見たことないので何とも言えませんが。わたしはいま「iTunes Store Ranking」というソフト(Macintosh用)を使っているのですが、このソフトではコンピュータ会社アップルが運営している音楽配信サイトiTunes Storeの歌のジャンルごとのランキングを試聴しながら自動で表示できます。このソフトでジャンルを「Anime」にしてランキング表示させると、劇場版の噂のせいなのか、エヴァンゲリオンの歌が上位に入ってきています。(動画配信サイト「BIGLOBEストリーム」でも現在、エヴァンゲリオンが配信されているようです。)(※いずれも執筆時点)

自分は真琴役声優の「仲里依紗」という名前は「仲里」が名字で「依紗」が名前だと思っていました。ほんとは「仲」までが名字です。つまり分けて書くと「仲 里依紗」となります。また、名前まではわかりませんが、劇中の先生役で、立木文彦と言う人が声優を担当しています。この人は銀魂で長谷川さんをやっている、他の多数のアニメでも精力的に活動している人です。

私は最初トキカケは製作スタッフはかなり少人数で作ったものだとばかり思っていました。ホームページなどの情報源であまりスタッフの記述が多くなかったからです。しかも、「制作費に制限があった」という話も聞いていたので、てっきり最少の人数で作ったものだと思っていました。しかし実際にトキカケのクレジットを見てみて、非常に多くの人が製作に関わっていたと言うことがわかりました。

クレジットによると、劇中の芳山和子がつとめる美術館に所蔵されていた、千昭が未来からやってくる動機にもなったあの絵は、ちゃんと「白梅二椿菊図」と言う名前がついているようです。これもその名前と共にクレジットに描いた人の名前が載っています。――この絵を描いたのは外部の人なんでしょうか、それともアニメスタッフが自前で描いたんでしょうか。さすがに膨大なクレジットの中にこの絵を描いた人と同じ名前がないかなんて探す気にはちょっとなれません。

ちなみに、クレジットの中に「杉並区役所 産業振興課アニメ係」というクレジットを見ることができます。行政がアニメ制作の振興を目指していると言うことでしょうか。こんな担当まで用意するなんて、積極的ですね。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。

〔後日注:千昭は自転車に乗れるのはなぜだろうかと書きましたが、劇中の回想シーンに千昭が真琴たちに自転車の練習を付けてもらっているシーンがあったようです。真琴たちがなぜ高校生にもなって自転車に乗れない千昭を不思議に思わなかったか謎ですが。(2008.2.21)〕
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2007年08月09日

トキカケリフレクション「青い空にかけて」ver.2(4)

この記事にはネタバレ要素が含まれています。アニメ映画『時をかける少女』をまだ見たことがない人でこれから見ようと思っている人は注意してください。この記事は前記事の続きです。

〈おまけ〉
――千昭がカラオケで歌ってたのは『Times waits for no one』。誰が作曲したんでしょうか。クレジットには書いてありません。(千昭、果たして歌がうまいと言えるでしょうか?)

予告篇にもでている場面で、「くすもと薬局」という薬局の広告が電柱にたくさん貼ってあるのが気になります。なんで「くすもと」と言う名前を選んだのか、なぜあんなにたくさんの電柱に貼ってあるのかが気になるところです。

また、芳山和子が勤めている美術館では、「ベルリンの至宝展」が行われるようです。

あの坂道の商店街のアーケードに書かれていた「倉野瀬商友会」ですが、Googleマップで「倉野瀬」と検索してみましたが、ヒットしませんでした。実際にある地名ではないようです。

未確認ですが、劇中にはauの宣伝やABC Martの店などが出てくるようです。普通、協賛でも特別協力でもしない限り、実際にある店の名前は独自に変えるなりアレンジをして、出さないようにするものです。が、このトキカケでは実際の世界の現実感を持たせるためなのか、実際の企業の名前をそのまま出しています。

〈主題歌〉
この映画の主題歌は奥華子の『ガーネット』です。やはりこの曲はこの映画のイメージと合っていると思います。奥華子というアーティストは私はこの映画の予告編を見て初めて知ったので、「こんな人がいたんだ」と思いました。わたしは予告篇では『ガーネット』の詩は、こちらも一般的な恋を歌っているもので、あまりトキカケそのものには関連のない詩なのかなと思っていました。しかし、クレジット(以後参照)を見た時に予告篇に含まれていなかった歌詞を実際に聴いてみて、『ガーネット』が「時」をテーマに作られた歌詞を含んでいて、このトキカケそのもののテーマにもリンクがあることがわかりました。ちなみに「ガーネット」はWindows+IEユーザーの方は、音楽配信サイトListenJapan[ http://listen.jp/store/ ]というサイトで試聴することもできます。

真琴がタイムリープの残数が回復したことに気づいて、千昭のもとへタイムリープするとき、坂道をかける真琴のバックで流れてくるのが、同じく奥華子の歌である『変わらないもの』。この物語の一番盛り上がるところを飾る、切ないようなそれでいて希望に満ちた歌です。真琴の走りとこの歌は、相乗効果で疾走感を見るものに与えてくれます。

これらの二つの曲はメロディーにこそ違いはあれども、しかし歌詞は似すぎているかもしれないとも思えます。最近私は(奥華子に限らず)いろんな歌を聴きますが、使われているフレーズはやはり他の曲でもどれも似ているのです。これはこのトキカケのテーマ曲に限った話ではありません。これは人間が求める歌の歌詞のセオリーが、結局は同じと言うことの表れかもしれません。

〈絵の描き方〉
真琴の口の描き方にはコミック独特の強調表現が使われています。つまり、口をあんぐりと開けた表現です。一般に私はこのノリのアニメではあのような口の描き方はしないと思いますが、この口の描き方は、真琴の元気さと快活さを強調する効果を生み出していると思います。

このトキカケでは、普通のアニメではあるたとえばアゴの陰などが描かれていません。木漏れ日など人物全体としての照明効果はあるのですが、人物のそれぞれの一部分でできるはずの陰は描かれていないのです。これはトキカケの絵に淡泊さとさわやかさを与えています。誰がこういう方針で絵を描くと方針を決めたんでしょうか。

また、トキカケでは背景の人の顔や動きまで丹念に描かれていると私は思います。普通、背景の人はあまり重要ではないので、動きを止めた状態のまま省略したり、キャラクターデザインもどちらかというと適当に済ませてしまう傾向があります(そのせいで主要キャラクターと顔が似ている背景の人がいたりして)。これらは制作の手間を省くためのもので、決して悪いことではないですが、トキカケの場合はこれらのものも手間をかけて非常に的確に描いています。

功介と果穂が踏み切りに突っ込んだ後に、千昭が時間を止める場面があります。しかしここで質問してみますが、時間が止まっているというのはどこからわかるのでしょうか? 確かに背景の人物などが全く動かなければ時間が止まっているのだと捉えることはできます。しかし、先ほど言ったとおり背景の人物はもともと動きを省略される傾向があるので、これでは不十分かもしれません。(とはいっても、普通動きが止まらないこぼれた水や、鳥が飛び立っているところが止まっている表現があるので、この点については十分といえますが。) この千昭が時間を止めているという表現は、動きを止めるだけではなく、「背景の色を薄くする」ことなどによっても表現されているのです。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。

〔後日注:私は知らなかったのですが、「Time waits for no one」という有名な曲が既にあったからこの映画にでてきたのだそうです。その曲はとても有名な曲で、それを主題歌になんか使ったら制作費が吹っ飛ぶほどだとか。(2008.2.21)〕
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2007年08月06日

konpeito - Corel Painterで描いた絵

konpeito

学校のパソコンに入っていたCorel Painter Classic 1.0Jを使って描きました。(やけに古いバージョンのように思われますが……。)だんごと抹茶とビー玉と、背景は縁側です。時間が限られていたので2時間くらいでチャチャッと作りました。落書きみたいなもんですし、解像度も低いですが、それでもまあまあに見えるのはCorel Painterの実力でしょうか。題名は銀魂に出てきた団子屋の名前から。

#表示されている画像はサムネイルです。もとの大きさの画像を見るにはサムネイルに設定されたリンクをクリックしてください。
ラベル:Corel Painter
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2007年08月05日

お知らせ:更新を再開します

長男が帰ったので更新を再開します。しかし私には近々祖父母宅に帰省する用事があるので、今度はもっと長く更新が停止するかもしれません。

トキカケリフレクションver.2が用意できましたので、過去に書いた記事の場所を含めて随時更新します。
posted by whitecaps at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

お知らせ:長男帰省につき更新を休みます。

そろそろ長男が家に帰省してくるので、その間私はネット環境が使えません。なのでこのブログの更新もその間休ませていただきたいと思います。

現在更新中のトキカケリフレクションですが、大幅な記事増強を計画しています。まず既に完成しているver.1の記事を先行で投稿して、ver.2の記事は完成次第ver.1のものと入れ替えるやり方で投稿したいと思います。
posted by whitecaps at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする