2007年09月29日

夜空にかがやくあの無数の星たちのように……(2)

この記事は前記事の続きです。

◆ ◆ ◆ 記憶は魂と一体か

――さて、これからは魂というものを考えるときに出てくる私が思いついた様々な仮説や疑問について書いてみましょう。

まず、どこまでが魂でどこからが魂でないか、です。これは魂について考えるのにとても重要です。人間の各個人の特徴として記憶・性別・性格・能力・感性などが挙げられます。これらは魂に含まれるのでしょうか? 普通に考えた場合、これら記憶などと魂は分かれます。たとえば生前の記憶を持っているという人はいません。(テレビにでてくる超能力的な人のなかにはこれに限らない場合もありますが、)それに、記憶は脳が司るもの。他のものも同様です。

しかし、物語の中には魂と記憶が一緒に考えられている物もあります。先ほどのBLEACHもそうです。主人公は自分の体から魂だけ抜け出して行動することができます。このとき抜け出した方の魂には、抜け出す前と同じ記憶があり、いろいろと行動できます。しかも抜け出されて動かなくなった体の方を騒ぎにならないよう処理するため、別の魂を入れてその魂に体の方を預けることもできます。

BMONではブランク(欠魂)と思念珠(しねんじゅ)という物が出てきます。ブランクは記憶を失った魂たちのことで、思念珠はブランクたちが失った記憶がひとかたまりになったものです。BLEACHでは本来、現世の魂魄(魂)やソウル・ソサイエティーの魂魄・死神にはその世界に来る前の前世の記憶がありません。しかしBMONでは「断界を通るとき記憶を失ったのがブランク」と言っているとおり、断界を通るときは普通の魂は記憶を持っているという設定になったようです。そのうえで、ブランクや思念珠は魂や記憶が分離されたもの、つまり魂と記憶は別の物という認識となっています。

(今はもう終わっていますが)NHKで昔やっていた海外アニメ(名前は忘れてしまった)でも、記憶が魂と融合して考えられています。このアニメのその私がたまたま見た回のストーリーとしては、主人公が発明した電話のようなものがあり、それで会話している最中に回線に雷が落ち、主人公と相手の魂が入れ替わってしまうと言う内容でした。そして様々な珍騒動が起こるわけです。このアニメでは魂だけでなく、魂に付随するものとして、記憶も同時に入れ替わっています。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。


ラベル:BLEACH BMON アニメ
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2007年09月27日

夜空にかがやくあの無数の星たちのように……(1)

◆ ◆ ◆ はじめに

あなたは幽霊を信じていますか? お化けは本当にいると思いますか? 幽霊とお化け、似ていますが正確には、幽霊は人が死んだもの、お化けは動物や物が死んで(壊れて・捨てられて)なったものと区別されるそうです。じゃあ、魂はどうでしょうか。え?幽霊だの魂だの非科学的だって? 確かに私もテレビで幽霊スポットとか取り上げているとほんとにウンザリしてしまう方です。幽霊なんているわけないない。この科学が支配する世界に幽霊なんていてたまるもんですか。

でもこの人間社会では、気づきにくくはありますが、実は魂という考え方が非常に無意識的に自然にとけ込んでいるのです。そして、あなたの頭にも。

◆ ◆ ◆ 魂という世界観

その話に入る前に、まず霊という物が一般にどういった法則に従って流転していると世間で考えられているかと言うことから確認していきましょう。まずは、死んだ後にどこに行くかと言うことから。霊という物は人間が死んでなるものです。一般に、心残りになるようなことがなければ成仏し、天国に行きます。生前に何か悪いことをしたりすると、地獄に行きます。(霊感商法に注意!) また、霊は輪廻転生するんだという人もいます。この場合、天国を通ったり通らなかったりしてまたこの世に別の人間・動物として生まれてきます。

私の好きな漫画『BLEACH』は、一般に言われているのとちょっと違った世界観を持っています。この世(現世)は同じですが、成仏(魂葬)したあと霊が行くのは、ソウル・ソサエティーという世界です。天国や地獄、(そして虚圏――ウェコムンド)というものは別の世界として存在しています。また、それぞれの世界の間は断界と言う世界で埋まっています。霊は魂葬の後、長い旅をしてソウル・ソサエティーにたどり着きます。正確な設定は私も知らないのですが、ソウル・ソサエティーの方から現世に生まれ変わると言うこともあるようです。やはり、このBLEACHと言う漫画の世界観も霊だとか天国だとか輪廻転生だとかという考えから来ているわけです。

よく人間は「生まれ変わり」とか、「生前は……」とかよく言います。新聞に「生まれ変わったら男と女どちらになりたいか」の調査結果の記事なんてものが載っていたこともあります。(結果は男を選んだ人が多かったようです。) テレビでいじめを取り上げていたときも、「生まれ変わったらどうなるのか」とか出演した子供たちが真剣に話し込んでいたこともありました。『劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY』(以下「BMON」)のDVDのCommentary(座談会)でも、出演者が、「我々にも生前というものがあったかもしれない」なんて言ってます。昔やっていたNHKの朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』では、登場人物が死んだとき、「遠くに行った」と言う言葉を使っています。これについて、「人は死んだ後どこに行くと思う?」といったことを祖母に言われましたが、私は何とも答えられませんでした。

私が言いたいのは、これらの言葉が使われていることが示すとおり、人間の思考には魂という考え方が無意識のうちにでも浸透していると言うことです。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。
ラベル:BLEACH BMON
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2007年09月25日

ジングル『こたつみかん』



GarageBandで作曲したとても短い曲です。こういうの載せるのはとても久しぶりですね。題名とリンクさせて聴いてください。まさかとは思いますが、もしこの曲のファイルをダウンロードしようとした方がいたなら、ダウンロードファイルのウイルスチェックは各自でなさるようにしてください。(一応問題ないとは思いますが。)

この曲冬に載せた方が良かったかなぁ……。
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2007年09月23日

写真07-8

8月に祖父母宅に帰省したときに撮った写真を数枚載せたいと思います。3日に一記事から2日に一記事に更新速度を速めたせいでいよいよ記事のストックがなくなってきたというのもその理由なのですが……。

消火栓

干し草と倉庫

田んぼの灌漑
ラベル:写真
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2007年09月21日

オープンソースとコミック(3)

この記事は前記事の続きです。

――オープンソースはあきらめてサード・パーティー製の製品を使いましょう。わたしが見つけたソフトはComicStudioと言うソフトです。(後日注:似たようなソフトは他にもあるようです。) 私が買ったラインナップのペンタブにもComic Studio Miniが付属しているものが有りました。今まで紹介したオープンソース・ソフトウェアと違って本当に漫画を描くために作られたソフトです。わたしはお金がないのでとりあえず体験版を使ってみました。

気分は上々です。まず筆圧がOKです。解像度も十分。特に線の補正機能はあると描かれる線がブレないのでだいぶ違います。また、わたしが思い描いていた定規機能もあります。ペンタブを使う上で困るのは定規が使えないことです。ペンタブに定規を乗っけて使えないかと思ってやってみましたが、普通の鉛筆では芯先の引っかかりで定規を合わせられるのに、ペンタブのペンではそれができないので困っていました。定規機能はそれを実現するものです。しかも斜めの定規もありですし、遠近法を実現する定規まであるようです。[後日注:遠近法を再現するパース定規機能があるのはProかExなどの上位版のみのようです。]漫画に遠近法はつきものなのでこれもありがたい機能です。GIMPで斜めの直線をキャンバスにスナップさせて描こうと思ったら、始点と終点の座標をいちいちガイドで(しかも縦横二本を二つ)指定しなければなりません

おまけとして漫画に色を塗る方法を書いておきます。オープンソース・ソフトウェアならInkscapeやGIMPで、お金があるならPhotoshopやIllustratorで色を塗ります。Inkscapeでは新機能としてバケツツールが装備されました。これはラスターベースの画像をトレースせずにベクターベースのオブジェクトで塗りつぶす機能です。(つまり一度にトレースするのでなく、一領域ずつ色を塗っていきます。) Photoshopで塗るならTHE RUSSEL BROWN SHOWを参考にしてください。レイヤーを分けて乗算で色を塗り、選択領域とブラシを使ってさらに細かいところに色を塗ります。このテクニックで使う同様の機能はGIMPにも装備されています。Illustratorならライブトレース機能を使ってトレースした後、ライブペイントで色を塗ります。これでカラーの漫画を作れます。ビットマップベースのアニメーションでいいのなら、Pencilというソフトでアニメーションにする方法もあります。(未確認。このソフトはオープンソースです。)

いつもはとても役に立つありがたいオープンソース・ソフトウェアですが、漫画を描く度に私はオープンソース・ソフトウェアの無力さを感じます。オープンソース・ソフトウェアとして、漫画を専用に描くソフトのソースコードを書いてくれる人がいたらなあと思います。もしそんなプロジェクトがあったら自分も積極的に関わらせていただきたいです。■

(2007.5.17)

さらにおまけ:GIMPではウィンドウを一回クリックして切り替えなければウィンドウ内の項目をコントロールできませんが、Seashoreではツールウィンドウはユーティリティーウインドウの扱いなので、ウィンドウを切り替える手間はありません。Cocoaの威力ですね。また、Mac版InkscapeやGIMPは直接日本語入力はできませんが、テキストエディタなどで日本語を打っておいて、それをコピー&ペーストすることで日本語を扱うことができます。

[注:InkscapeのバケツツールはIllustratorのように線の隙間を埋める機能がないので、漫画に色を塗るのにはまだ実用的でないようです。]

[さらに注:Inkscapeのサイトでは安定版だけでなく開発版も配布しています。Mac版のうちPowerPCアーキテクチャー用の開発版は、もうしばらくの間最新のものはアップされていませんので、Windows版を試してみたのですが、かなり期待できそうな感じになってきています。バケツツールも速度が上がり、隙間補完機能もあり、あとちょっと縁が残ってしまうのさえなくなれば、アニメ風に色を塗るのも難しくなくなるかもしれません。]

[さらにさらに注:Inkscapeのバケツツールの問題点として、隙間検出機能を使うと、塗り潰したい領域のうちたとえば漫画の髪の毛の先端部分などの狭い領域で先端まで塗り潰されないということがあります。また、先ほど書いた、縁が残ってしまうと言う問題は、バケツツールのオプションを使えば解決できるかもしれません。私はこの記事でInkscapeで吹き出しを作成するとき、吹き出しの大きさを調整すると線の太さまで変わってしまうと書きましたが、開発版のInkscapeでは線の太さを変えずにサイズ調整できる機能がついているようです。(なにぶん前述したとおり十分にテストできませんので……)]
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2007年09月19日

オープンソースとコミック(2)

この記事は前記事の続きです。

――そんなこんなでフリーソフトで筆圧が使えるソフトを探した私ですが、うまくいきませんでした。そもそも私の環境はMac OS Xです。いつもは優秀なソフトたちのおかげで、Macであることでソフトが使えないとか、そんなことで引け目を感じることはありませんでした。しかし今回はそうはいきませんでした。そもそもペンタブのラインナップには漫画を書くためのソフト(Win向け)が付いているものがあったのです。しかし「俺はMacだ!」と思っていた私はそちらは選びませんでした。しかもPixia(だったかな?)などの筆圧に対応した(未確認)ソフトもWinのみでした。あきらめてWinでGIMP2 for Windowsも試してみましたが、これも筆圧はダメでした。(Winつかうなら付属してきたPhotoshopを使えばいいのですが。)

筆圧がダメなのはUnixのソフトを移植したものだから、と思ってCocoaで作られたSeashoreを試してみました。SeashoreはGIMPをCocoaに移植したものです。つまりMac OS Xネイティブです。試してみると、一応筆圧機能は使えました。しかし、筆圧によるペン先の設定で、筆圧によって大きさを変えることもできるにはできるですが、ブラシの濃さも同時に筆圧に対応させなければいけない設定になっているので、これもダメでした。(漫画では筆圧は線の太さに対応させるのであって、濃さに対応させるものではありません。) ちなみにベクターグラフィクスソフトのInkscapeでも(すくなくともMac版は)筆圧には対応していませんでした。

筆圧はあきらめて普通の線で漫画を描いてみることにしました。簡単なワークフローを示します。どれも非効率なものです。まずGIMPで線を描きます。その画像をInkscapeに取り込んでコマ割りと配置をして、またビットマップにエクスポートし、それをNeoOffice上で取り込んでセリフを入力します。最後にPDF書き出し(OS XのPDF作成機能でも構いません)して完成です。

GIMPでなくてSeashoreでもいいのですが、先ほどの濃さに対応させた筆圧機能では黒が薄くなって後ほどInkscapeでトレースすると線が狭くなってしまいメリットがありません。またSeashoreは現時点ではガイドがないのでここではGIMPを使います。描いた絵はInkscapeに貼り付けて、データを軽くするためにベクターデータにしたいので(ここはお好みでどうぞ)Inkscape上でトレースします。コマ割りもInkscape上でします。Inkscapeの長方形ツールを使ってページ全面の前面に長方形を描いて、その上にさらに長方形を配置し、Differenceを使って切り抜いてコマのようなものにします。背後に先ほどトレースした絵を配置します。絵が別のコマにはみ出てしまうのはご愛敬。吹き出しもInkscapeで作ります。普通の吹き出しは簡単ですが、トゲトゲの吹き出し(バクダンというのでしょうか)は標準の多角形機能など図形機能では作れないので、いちいちパスを描いて作ったものを流用します。(しかし、吹き出しのオブジェクトの大きさを変えると線の太さも変わってしまいます。)InkscapeもGIMPもMac版は日本語入力に対応していないので、NeoOfficeでセリフを入力します。NeoOfficeなら縦書きにも対応しています。しかし混植には対応していません。プロの漫画のようにひらカナを明朝で、漢字をゴシックでと言うわけには行きません。

結局この方法では漫画のトーンなどはありませんし、現実的で効率的なワークフローではありません。なので、結論として「オープンソースソフトウェアでは漫画は描けない」となるのです。ただし、InkscapeのサイトでInkscapeを使ったコミックの描き方が載っていたので、不可能ではないのかもしれません。ただ、それは日本で描かれているようなビットマップベースの漫画とは違うのではないかと思います。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。

注意:Macでは漫画を描くためのソフトでちょうど良いフリーソフトは見つかりませんでしたが、Windowsの方ではいろいろフリーのソフト(オープンソースというわけではないと思いますが)があるようです。また、Inkscapeのテキストツールは縦書きもできます。(縦中横などの縦書き特有の要素はないと思いますが。)
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2007年09月17日

オープンソースとコミック(1)

私は日頃オープンソース・ソフトウェアを多数使っています。オープンソースの精神が好きなのと、単にお金がないのがその理由です。そして私はアニメが好きです。漫画も好きです。そこで、無謀にもオープンソース・ソフトウェアで漫画を書いてみようと思いつきました。そのときの経験を書いてみたいと思います。[後日注:ここで書くことは基本的に環境はMacです。] ちなみに私は漫画に関しては素人です。漫画の描き方に関しては正確でない部分もあるかと思いますのでご了承ください。

結論から言いましょう。現段階においてオープンソース・ソフトウェアだけで漫画を作ろうとするのは現実的ではありません。もし実際に描いてみたくてこの記事を読んでいる方はあきらめて市販されている製品を買いましょう。(Winの人については注意の部分を参照)

そもそも私がオープンソース・ソフトウェアで漫画を書こうと思いついたのは、ペンタブを買ったときにペンタブの能力を量り損ねてPhotoshop(正確にはElements)が付いてない製品を買ってしまったのが始まりです。実際にペンタブを買ったのとは別の店の店員に「ペンタブは性能が良くないとまともに使えない」と言われたのが効いて、一番安くて小さいペンタブより一回り大きなものを買ったのです。ペンタブは大きさが大きい方が高いので、高い方を買った私はPhotoshop(正確にはMac版)付きのものを選ぶことができませんでした。

帰ってからいろいろいじってみて気がついたのは、ペンタブの主要機能である筆圧機能を私が使っているGIMP[後日注:この場合Mac版のGimp.app]では使えないと言うことでした。大抵漫画を書くソフトにはペンタッチを再現するため筆圧機能が付いています。実際はGIMPで筆圧機能が使えないことは某情報筋から知っていたのですが、「まさか、ほんとに使えないなんてなんかの間違いだろ」と思ってGIMPを過信していたのです。そしてやはり筆圧機能は使えませんでした。しかしPhotoshopには筆圧機能が付いているのです(未確認)。そこでやっと自分が間違った製品を買ったと気づきました。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。

注意:Macでは漫画を描くためのソフトでちょうど良いフリーソフトは見つかりませんでしたが、Windowsの方ではいろいろフリーのソフト(オープンソースというわけではないと思いますが)があるようです。

GIMP質問掲示板からこの記事に来た方へ……ここで書いているGimp.appのバージョンは2.1.11です。GIMP.appのバージョン2.4.2(Tiger-PPC)でもやはり筆圧はサポートしていないようです。
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2007年09月15日

Macで人生変わりました。by whitecaps(後)

この記事は前記事の続きです。

――しかし、Macに再び触れてから、私のパソコンの印象は変わりました。パソコンといえば当時、灰色の筐体というものが当たり前でした。今でこそかっこいいデザインのPCはたくさんありますが、当時は違ったのです。でもMacは、既にパソコンというものにデザインという考えを取り入れていました。そのもっともたるものが、カラフルiMacとそれに使われているトランスルーセントと名付けられたデザインです。このiMacはそれまで色というものを持っていなかったパソコンに色を付けました。また、不透明が当たり前だったパソコンの筐体を半透明にしました

Macは、とくにOS 9までのMacは、人間くさいと言われます。たとえばサッドマックとか、謹賀新年とかです。(以下聞いた話)サッドマックとは、Macの起動時にカーソルに現れるいつもは笑っているマックのアイコンが、泣いているアイコンで表示されるもので、これはマックのシステムのトラブルを表します。謹賀新年ですが、これはマックの起動時に正月だと謹賀新年と表示し、誕生日には「Happy Birthday!」と表示するものです。

Mac OSはOS 9までは、不安定であるといわれました。ハードでもMacには初期不良が多く、しかもMacの製造元であるアップル社のサポートは最悪だったといわれています。しかしMacユーザーというものは、そのもろもろのMacの欠点を認めた上で、Macに愛着を持っているのです。何というロイヤリティーの高さでしょう。MacユーザーにとってMacはただのパソコンではなく、擬人化されているものなのです。

図書館に置いてあった本は古いものだったので、わたしはまずカラフルiMacの時代の本を読んでいました。その頃の本のOSは9でした。しかし学校のパソコン室で調べ物のために(全く勝手なことに学習のテーマをパソコンにしていました)アップルのホームページを見たときに、Macのデザインは透明感のある白に、そしてOSはX(テン)になっていることを知りました。それから私が図書館で借りるMacの本は、OS Xのものになっていきます。

正直OS Xのアピアランスは、本で見ても最初は馴染めませんでした。OS 9のデザインになれていた私には、Aqua(Mac OS Xのデザイン)はリッチすぎるように感じたのです。しかしMac OS Xに触れるうちに、だんだんその透明感に惹かれるようになってきました。いまはAquaは他のどのOSのデザインよりも優れていると考えています。――やはりパソコンというものはどうしても無機質なものです。その無機質さを打ち消すために、全く逆の『水』というテーマを使ったのはとてもうまいデザイン指向だと思うわけです。

わたしのMacへの憧憬は、おもえばクリエイターというものへのあこがれに基づいていると言っても過言ではありません。デザインだとか音楽だとか、右脳を使うことへのあこがれです。Macはパソコンですし、論理を司る左脳も使います。わたしにとって、Macというのは論理と直感を使いこなす、「冴えてる」人たちが使うあこがれのアイテムだったのです。今の私はまだまだそれにたどり着いていませんが。

わたしは当時(今でも)子供だったので、予算がありませんでした。そのためずっとMacを買うことはできませんでした。「自分はMacだ!」と思っていても、ずっとWindowsを使う羽目になっていたのです。わたしはアップルのホームページを隅々まで見ながら、画面越しにMacを見ることしかできませんでした。今こうやって現物のiBookのキーボードをさわれるのは、とてもありがたいことだと思います。■(2007.8.26)
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2007年09月13日

Macで人生変わりました。by whitecaps(前)

「マック」と聞いて普通の人は何を思い浮かべるでしょうか。大抵の人はハンバーガーチェーン店であるマクドナルドのことを思い浮かべるかもしれません。しかし関西ではマクドナルドのことは「マクド」と呼ぶそうです。じゃあ、マックと呼んだら何を指すのかというと、それはMac――つまりコンピューターのMacintosh(マッキントッシュ)なのです。

私は今愛機としてMacを使っています。それもちょっと古いiBook G4です。iBookはCPUがPowerPCなのと、いろいろ使い込んでるうちにちょっとシステムが不安定な感じなので、IntelのMacBookあたりを買って、iBookの方をセカンドマシンにできたらいいなあなんて思ったりもしますが、予算がないのでiBookのままです。まあ、でも私のiBookはほんとによく働いてくれています。ちなみに別の子に買い換えようなんて言ったりすると不機嫌になる(調子が悪くなる)のがMacというものらしいですけど。

Macと出会ったのは小学生の頃、近所の友達の家に行ったときに見たのが初めてでした。たぶん当時はOS 9にも達していない頃だったと思います。小学生ですから、そのMacではご多分に漏れずゲームをやりました。Macの画面を見た印象としてはグラフィックが濃いかな、といった感じを受けました。あと効果音が深みがあるというか。(スピーカーのせいかもしれません。) その友達もマックユーザーのご多分に漏れず、「WindowsなんかよりMacがいいよ。」といってました。

Macに再び触れたのは中学3年の時の図書館ででした。いや、触れたというのは抽象的な意味で実際に図書館にMacが導入されていたというわけではありません。触れたというのは、図書館に置いてあった本にMacが載っていたと言うことです。わたしはPhotoshopの使い方が書かれた本を借りたのですが、それがfor Macintoshだったのです。グラフィックに強い、芸術に強い、というMacの特徴を意識しはじめたのはその頃でした。そして、私はMac関係の本を片っ端から読んでいくことになります。

わたしはそれまでパソコンの本というのはあまり借りていませんでした。驚くかもしれませんが、当時の私はコンピュータにはあまり興味がなかったのです。とくにインターネットとかに関しては。そのころはインターネットの情報は本より不正確で、インターネットで調べるより図書館で調べた方がいいという風に考えていたのです。確かに現在でもインターネットの情報はものによっては確実といえるものばかりではありませんが、それでも「調べてみるとすぐ情報が見つかる」、というインターネットの利点はとても大きいものです。しかし当時はその利点を軽く見ていました。先ほどの友達は「インターネットはADSLにしたほうがいいよ」とも言っていましたが、わたしは「とりあえずつながればいいから」くらいに考えていました。インターネットに興味がないということでパソコンへの興味もたいしたものではありませんでした。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。「Macで人生変わりました」と言う言葉はブログ『Solid Inspiration』さんの自己紹介ページに書いてあった言葉を拝借させていただきました。別のブロガーが書いたものということを明確にするために「by whitecaps」と付けています。
posted by whitecaps at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | コンピューター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月11日

落書き-時をかける少女『幻の花火大会』

落書き-時をかける少女-花火大会

「時をかける少女」の絵を何か描こうと思って、で、せっかくだから実現しなかった三人の花火大会を描こうと思って、ComicStudioで描いてみました。いろいろおかしいところもありますが、直すのは面倒なので直していません。

※当ブログは時をかける少女制作委員会や角川書店など公式の団体とは一切関わりありません。

追記【2008.11.23】:学校の文化祭で掲示したカラーバージョンです。

時をかける少女自作ビジュアル『幻の花火大会』カラーバージョン
posted by whitecaps at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | CG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

自作中編小説『誤送されてきた手紙』Beta Web公開版PDF

5月から4ヶ月ほどかけて執筆してきた自作中編小説が大体書き上がったので、掲載したいと思います。まだ完全には書き終わっていませんが、まだ書き上がっていないところは省略する形で、現段階の内容として読める形にまとめています。

・この小説はまだ執筆中のものです。まだシナリオや設定、語りにおかしな所があるかもしれません。また、執筆が完了するより早く不完全な状態のまま公開するものという意味でこれをBetaと名付けていますが、実際に世間で使われているこの言葉の用法とはこれは異なるかもしれません。

・本文のファイルはPDF形式です。PDFの読めるソフトを使って読んでください。PDFを読めるソフトとしてはAdobe Reader(無料でダウンロード可能)などが挙げられます。Macintoshを使っている人はプレビューでもいいでしょう。

・文字は縦書きとして組んであります。ページの大きさ、文字の大きさはパソコンの画面上で読むように作ってあります。印刷用には作っていません。PDF閲覧ソフトでフルスクリーン表示機能を使うと快適に読めるかと思います。ページの綴じ方などは吟味して設定してはいませんので、たとえばAdobe Readerなどでは読み進めるのに矢印キーを文の流れとは逆の方向に押さなければいけないかもしれません。

・この物語はフィクションです。文中に出てくる組織名・人物名などは実在のものではありません。また、この物語はエンターテイメント性を重視して書かれています。この物語中に出てくる主義・主張は一切実際の作者の主義とは関わりありません。

・作者であるwhitecapsはこの作品がなるべくおもしろい作品になるように努力していますが、実際に作品が面白くなっているかどうかは保証できません。

・この小説の著作権はすべてwhitecapsに帰属します。著作者に無断で改変、転載、再配布してはいけません。

本文のPDFファイルは以下のリンクです。

『誤送されてきた手紙』Beta

(10.6)印刷用PDFを作成しました。ファイルは以下のリンクです。

自作中編小説『誤送されてきた手紙』Beta 印刷用PDF

※単語の間違いが見つかりました。文中の「妙齢」は、正しくは「初老」です。

ラベル:小説 PDF
posted by whitecaps at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お知らせ:更新を再開します。

祖父母宅から飛行機で家に帰ってきました。台風の影響で飛ぶかどうかぎりぎりの所だったんですが、遅延はあったものの飛んでくれました。

三週間居候させてもらって祖父母には感謝です。今回たぶん自分の人生ではじめてイチジクの実を食べさせてもらったのですが、なかなか美味だと言うことがわかりました。自分が気に入ったので、家に訪問に来た銀行員らしき人に出したり(迷惑か?)。

と言うことで、ブログの更新を再開します。
posted by whitecaps at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする