2007年12月21日

お知らせ:帰省につきしばらく更新を停止します。

数日後に祖父母宅に帰省します。祖父母宅ではネット環境が使えないので、2週間ちょっとの間ブログの更新を停止させていただきます。


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2007年12月20日

さらにつくせ君にGIMP.app(3)

この記事は前記事の続きです。

――そんなかんなでWilber Loves Appleのサイトをもう一度チェックしてみるとTiger-PPCに日付の新しいビルドが。早速またダウンロードしてみました。古いGIMP.appの代わりにこれを配置。

そしていよいよGIMP.appを起動。また何も起こらず、また失敗かと思ってGIMP.appをDockから終了させてアクティビティモニタをみていると、いきなりGIMPのスプラッシュ画面が現れて、Dockにはアイコンは表示されていない(X11は起動していた)のにGIMP.appが起動。ようやく起動に成功しました。(初回起動はめっちゃ遅い。)

で、使ってみてまず目に付いたのがテーマ機能。灰色っぽいテーマが見た目的には好きだったのでいろいろ試してみました。(でもこのGreyscaleテーマは文字が判別しづらくて目が疲れます。)

そして気づいたのが、前のGimp.appを使っていたときではなかった振る舞いとして、アクティブウインドウを切り替えずに中のコントロールにアクセス出来るということでした。ユーザーを変えてみると新しいGIMP.appでもやはり古いGimp.appと同じようにいちいちウィンドウを切り替えなければいけなかったので、この振る舞いは先ほどやったX11へのターミナルを使った設定がこれを実現しているんだろうと推測しました。実際別のユーザでX11の設定を変えてみると、やはりダイレクトなアクセスを再現できました。これでInkscapeや前のGimp.app、そして別のソフトでも切り替えの必要がなくなったと言うことがわかりました。今まではGIMP(Gimp.app)やInkscapeのつくりが悪いんだと思っていたので、ほんとはX11の設定が悪いんだとわかってちょっと反省です。

古いGimp.appにもある機能ですが、GIMP.appの設定として環境設定のウィンドウ管理ペインで、ウィンドウの振る舞いを設定することが出来る機能があります。それを使うと、ドックやツールボックスをユーティリティーウィンドウとして常に前面に表示することが出来ることがわかりました。この機能はユーティリティーウィンドウの手前に表示されるべきメニューが後ろに表示されるなどの不具合はありますが、これが改善されれば魅力的な機能と言えると思います。

私が前「オープン・ソースとコミック」で書いたとおりGimp.appではペンタブレットの筆圧は全く検知されませんでした。新しいリリースで改善されているのだろうか?と思ってブラシツールなどで試してみましたが、Wilber Loves Appleの掲示板のコメントに書かれているとおり筆圧はまだ検知しないようです。ああ、惜しいっ!

■(2007.12.12)

※「古いGimp.app」という表現を各所で使っていますが、これは筆者が使えるGimp.appのバージョンが古いと言う意味であって、LeopardでIntelを使っている人はGimp.appでも最新版を使えます。

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2007年12月18日

さらにつくせ君にGIMP.app(2)

この記事は前記事の続きです。

――早速わたしは前のGimp.appと混同しないように、アプリケーションフォルダの中のあたらしいフォルダにバンドルをコピーして入れて、起動させてみました。するとScribusのようにDockに黒い三角印さえ現れないなどということはなかったものの、いつまで経ってもなんのウィンドウどころかスプラッシュ画面さえ表示されず、使用することはできませんでした。パッケージを開いて中の実行ファイルをxtermで実行してみたりもしましたが、やはりそんなことで成功するわけもありませんでした。

私はたぶんこの問題の原因はX11にあるだろうと考えました。私は前InkscapeをコンパイルしようとしてかなりX11周りをいじくったことがありました。その後遺症でGimp.appもInkscapeもあらかじめX11を起動させておかないと起動時に自動的に死んでしまうような状況になっていたのです。

そこでWilber Loves Appleのダウンロードページに載っていたなにやらわからない注意書きに注目してみました。それによるとインタフェースを最適化するのにターミナルでなにやらコマンドを打ち込み、X11の設定を変更した方がなお良い、と書いてあったので、よくわからないまま実行。しかし、まだやはり起動しない。(このコマンドはターミナル上ではなんの変化も表示されませんが、設定はちゃんと変更されているようです。)

※X11のインタフェースを最適化するコマンド
defaults write com.apple.x11 wm_ffm -bool false defaults write com.apple.x11 wm_click_through -bool true

Xquartzを使っている人は、こちらを参照してください。

こうなったらX11を再インストールだ!ってことでMac OS Xインストールディスクを持ち出しました。私は以前FinkをインストールしてGimp.appが起動しなくなったときにもX11を再インストールするという方法で解決したことがあったのです。(Finkは他ソフトとの衝突という意味で要注意だと思います。) Optional Installだからと思って二枚目のDVDをスロットに挿入したもののその中には入っていず、一枚目にありました。そうやってインストーラを起動させたのですが、50%あたりでプログレスバーと進捗状況が停止。アクティビティモニタでインストーラを強制終了させたところ、X11自体がお亡くなりになりました。(←おい!)

あらかじめX11をバックアップさせとけば良かったのでしょうが後の祭りでした。InkscapeのサイトからX11をダウンロードしてみるもアプリケーションバンドルではなくこれもインストーラ。このインストーラでは「インストールを続行できません」といった感じの文言のシートが現れてインストール開始すら出来ません。

こうなったらいつまででも待つぞと思って、もう一度インストールディスクのインストーラを起動、アップグレードボタンを押して、インストール完了を待ちました。インストールの途中でウィルスチェックソフトを停止させたのが良かったのでしょうか、今度はスムーズに行きました。最後はインストーラスクリプトの実行でしばらく待ち、完了。Mac OS Xインストーラって何でこうも変に時間がかかるんだろう、と思った次第でした。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。

ここで紹介しているコマンドの実行に関しては、各自の責任で行うようにしてください。

ラベル:GIMP x11
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2007年12月16日

さらにつくせ君にGIMP.app(1)

GIMP.appアイコン
う少し時間が経ってしまった話題ではありますが、フリー高機能グラフィックソフトの雄であるGIMPが、バージョン2.4になってリリースされました。それに伴ってMac版GIMPであるGimp.appも新しいバージョンがリリースされました。しかしGimp.app公式サイトで公開されているのは、古いバージョンのユニバーサルバイナリと、Intel Onlyの新しいバージョンのバイナリだけです。わたしはMac OS X TigerのPowerPCユーザなので新しいバージョンのものは使えず困っていました。

インターネット上をいろいろさまよってはみましたが、Leopard用バイナリなどが主流で、なかなかTigerのPPCビルドはありません。そんなときに見つけたサイトが「Wilber Loves Apple」でした。そこのダウンロードページに近々GIMP2.4.2のTiger向けPPCビルドを配布すると書いてあったのです。そこで私はブックマークにそのページを登録し、待つことにしました。他にも選択肢として、自分でビルドするという方法もあったにはあったのですが、Inkscapeのコンパイルでさんざん痛い目にあった私は、さすがにまたビルドする気にはなれませんでした。

そして、また後日サイトをチェックしてみると、まちにまったそのビルドが配布されていました。私は実際の所こういうものはかなり配布されるまで時間がかかるだろうと思っていたのですが、ありがたいことにその期待を裏切って、そのサイトは私がサイトの存在を知ってから間を開けず配布をはじめてくれたのです。

さて、ダウンロードしたGIMPですが、まず心配だったのは、ちゃんとMac OS Xのソフトらしく、ソフトがバンドル化されているかでした。X11実行ファイルでドンと作られても、困ってしまうからです。幸いディスクイメージを開くとそこには「GIMP.app」のアイコンがありました。ホッとしました。

ちょっと書いておくと、私が今(というか前)使っている(た)GIMPはGimp.app公式サイトで配布されている「Gimp.app」です。Wilber Loves Appleで配布されているGIMPは「GIMP.app」と「.app」以外は大文字であり、前者とは区別されているようです。――

この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。


後日注:上記のようにGimp.appとGIMP.appとの違いを書きましたが、実際は私がGimp.appと呼んでいる[ http://gimp-app.sourceforge.net/ ]で配布されているものも、サイト上ではGIMP.appと表記されているようです。ただ、たしか[ http://gimp-app.sourceforge.net/ ]のGIMPは、実際配布されているのアプリケーションファイルの名前は「Gimp.app」と小文字混じりだったように思います。なのでこの記事では便宜上、[ http://gimp-app.sourceforge.net/ ]のGIMPを「Gimp.app」、[ http://www.wilber-loves-apple.org/ ]のGIMPを「GIMP.app」と呼ぶことにします。

後日注(2008.5.21):現在はWilber Loves AppleのGIMPもGimp.appとG以外は小文字のようです。

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2007年12月12日

詩『シャッター』whitecaps

押し入れの中から出てきた使い済みのフィルム
ちょっと気になって
現像してみると浮かび上がる景色
二度と戻らない過去の時間

なんなんだろう この感覚は
記憶の中の 一瞬のフラッシュ
そう、二度と戻らない

よどみない時の流れの中で
いつかはなくなってしまうかもしれない、でも
ひたすら、この瞬間をとどめて

視界の中の 片隅に 振り返った今も変わらない君
たとえ写真はピンぼけでも、心に焼き付けられた君は鮮やかで

たわいのない絆も、時がさらっていく
でもそこに絆があったという事実だけは 永遠に変わらない 
忘れられても、消えることはない
記憶は、次に、次に引き継がれて
いくつの夜をこえても なんども生まれ変わっても 確かめていく

寒風の中に凛と立つ君 喧噪の中でも静かに考え事をしている
仲間に囲まれて笑う君
いつまでも変わらない君と仲間たちの 顔、顔、笑顔

またいつかどこかでまた会う日まで
今日の終わりを夕焼けが見守って――

ほら、ピース!■

※長らくブログの更新を怠っていたのは、学校の行事で忙しかったというのも理由の一つでした。その学校の行事を振り返って、そして脚色して作ったのがこの詩です。もちろん私はフィルムカメラでなくデジタルカメラを使ったのですが……。みんななぜか写真を撮られるときはピースするんですよね。
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2007年12月10日

アプリケーション・ユーザインタフェース(5)

※この記事は前記事の続きです。

◆ ◆ ◆ Tips

ソフトの使いやすさとはすなわち、直感的に操作できるかというところに来ているのではないかと思います。説明書を読まなくても、大概のことはできてしまう。それが真髄です。(もちろん説明書を読んだほうがより詳しい機能を使えるのは当然ではありますが。) 

ドラッグ&ドロップはソフトを使いやすくするために多用される操作方法でしょう。マウスの使い方を学んでいるパソコンの初心者にとっては、この操作はまず最初につまづくどっちかというと難しい操作ですが、使えるようになるとこのドラッグ&ドロップに対応したソフトがとても使いやすくなります。

アンドゥの多用はMac的なソフトに多く見られるインタフェース形態でしょう。普通のソフト(ex. NeoOffice)というのはウィンドウを表示してその中の設定項目を設定し、OKボタンを押して確定するというのが普通ですが、MacのInterface Builderなどはインスペクタでリアルタイムに設定を変更し、操作を間違ったときにはアンドゥで戻すと言う方法が使われています。これだといちいちウィンドウを表示させたりOKボタンを押す必要がありません。そのかわりアンドゥ機能はしっかり装備しないといけませんが……。

アニメーション
の多用もソフトを直感的に使うのに多用される方法です。私はずっとWindows95を使っていましたが、店頭でMac OS Xをはじめて触ったときに印象に残ったのはウィンドウが開かれるときのアニメーションでした。ちょうど開く元のフォルダのアイコンからウィンドウが拡大していきます。アプリケーションを開いたときのアイコンのズームアニメーションも印象的でした。Mac OS X 10.5 LeopardではCore Animationという技術が使われ、アニメーションを持ったソフトがより多くなるとの観測です。

反応速度もアプリケーションのエクスペリエンスに関わってきます。反応速度が遅いソフトはストレスがたまります。NeoOfficeは優秀なソフトですが、Javaベースであるため反応速度が劣ります。それはコンピュータが性能が上がり速度が増すにつれて解決されることなのかもしれませんが、少なくとも今の私のiBookではNeoOfficeは重いです。

◆ ◆ ◆ 実例に見るインタフェースの問題点

技術は確かなのにインタフェースが垢抜けない。ComicStudioはそんなソフトの一つだと私は思います。

たとえばトーンパレット。ComicStudioにはトーンを選択範囲に設定するためのパレットがあり、ここからトーンをドラッグ&ドロップしてトーンを貼り付けるのですが、これに問題あり。まずトーンは膨大にあるものの、検索するためのフィールドがないので自分でトーンを探さないといけない。自分でと言うとそれはソフトのパッケージに付属してきた素材カタログの冊子を見ることになるのですが、どこに何があるのかわからない、付いている名前もわかりにくいのです。トーンのプレビューの読み込みももっと高速にして欲しいです。

他にも大抵のことはアンドゥできることはいいのですが、一部の機能は「編集する」事に当たらない一時的な操作と検知されるのか、画像の拡大縮小などの最中はアンドゥできません。アンドゥパレットは終了した操作とリドゥする操作のアイテムの間に「区切り」を表示して欲しいのに、現在の動作はそのアイテム自身が選択(ハイライト)されることによって表されていてどこまで操作したのかわかりにくい、などのインタフェース上の問題があります。

◆ ◆ ◆ まとめ

私のようにインタフェースについてコマゴマとしたことを語ると、どうしてもインタフェースはこのコンポーネントを使わないといけないなんて考えを持ってしまいますが、そういうことは実は気にしない方がいいのかもしれません。何より大事なのは「使いやすい」こと。アプリケーション・インタフェースの真髄はそれです。そんなこと語ってる私がプログラミングもできないので説得力ありませんが……。使いやすいソフトが作れるように、ソフトの開発には効率と余裕が欲しいものですね。■(2007.10.22)

※ComicStudioは現在、バージョン4.0(Winのみ)でインタフェースの改善が図られています。
posted by whitecaps at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | コンピューター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする