後日注:タイトルに「オススメ」なんて書いてしまいましたが、Firefoxの拡張機能は非常にたくさんあります。この記事で取り上げた拡張機能が特に最適解なわけではありません。似た機能を提供する拡張機能があったりしますし、いろいろ試してみるとよいかと思います。
後日注:現在のFirefoxでは「拡張機能」ではなく「アドオン」と呼ぶのが正しいのかもしれません。(5.19)
Firefoxは動作の素早いと言われているブラウザですが、インタフェース部分にXUL(ズール)を使っているのでその分
多少動作が遅くなります。Macにおいて言えば、ネイティブな開発形式を使っている
Safariや
Shiira、
Caminoの方が速いとも聞きます(未確認)。そう聞くと私はそれらのブラウザも使ってみたくなるのですが、それでもやっぱりFirefoxからは乗り換えられません。なぜなら、
Firefoxには強力な拡張機能があるからです。これは先ほどのスピードに問題を与えると書いたXULの技術によって実現されるものです。
今回は私が使っているFirefoxの拡張機能を紹介したいと思います。もちろん全てフリーです。ほとんどのものは
Mozillaのアドオンサイトからインストールできます。
まず最初からインストールされている拡張機能について書きたいと思います。Firefoxには最初から次の二つ、「
DOM Inspector」と「
Talkback」が入っています。DOM Inspectorは表示しているページのDOMを解析できます。DOMとはなにかというのは難しいのですが、HTMLのタグ構造をツリー状の概念で把握し、それを使っていろいろな機能を提供するようなものだと思っていただければいいと思います。TalkbackはFirefoxが異常終了したときにその情報を収集しインターネット上のデータベースに送信する機能です。このことにより、Mozillaの開発者がFirefoxに含まれている問題を発見することに役立ちます。ただ、私が使っている限りではどっちかというとTalkbackは機能しないでMac OS Xのクラッシュレポーターが動くことのほうが多いのですが……。
では、追加機能を提供するオススメのアドオンを紹介しましょう。私は私のFirefoxに「
All-in-One Gestures」を入れています。これはFirefoxでマウスジェスチャ機能を追加するものです。
マウスジェスチャとはマウスの動きでブラウザを操作する機能で、Operaなどのブラウザに採用されています【私が知っている限りのものは古い情報なので今もそうかはわかりません】。たとえばページ上で右ボタンで上向きにドラッグして離すと赤い軌跡が表示され、新しいタブを開くことが出来ます。【
この内容は前も書いたことあるなあ……。】
「
Growl Notifications」はMacのメッセージ表示ソフトGrowlとのFirefoxの連携を提供する拡張機能です。動作にはMacとインストールされたGrowlが必要です。基本的に、私がこの機能を見るのはダウンロード項目のダウンロードが完了したときです。この機能は
ファイルのダウンロードが完了したことをGrowlを使って表示してくれます。ちなみに私が確認した限りでは、GrowlはVirtueDesktopsでどのデスクトップを開いていてもアクティブなデスクトップに通知を表示してくれます。Growl Notificationsの問題としては、Webページを外部ファイルを含めて保存したときに、その外部ファイルの数を含めた回数分通知をしてしまう点です。たくさんの外部ファイルを含んでいるWebページでは
延々と通知を表示し続けてしまいます。
【後日注(20086.9):Firefox3では拡張機能を入れなくてもデフォルトでGrowl機能を利用できます。】「
PicLens」はメジャーな画像関連サイトで
3Dのかっこいいインタフェースを提供するものです。【
この内容も前書いたことあるなあ……。】私はこれでGoogleイメージを使ってトキカケの話題を扱った面白いサイトを見つけることが出来ました。Googleイメージは私個人の感想ではあまり使いやすいサイトではないのですが、PicLensがあるとブラウジングがスムーズになりそうです。――
この記事にはまだ続きがあります。続きは数日後に載せるつもりです。
posted by whitecaps at 18:55|
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