2009年02月26日

詩『You're Tender』

言葉が見えない、音が視えない

上手に歌わなきゃって思うと
歌を聴くことさえ怖くなって
不器用なリズムを考えれば
ギターを手に取ることも怖くなる
でも……唱いたいんだ

後ろめたさに縛られて
誰かの言葉を借りてそれを自分にしてた
強いことを言っても伝わらないような気がして

用事を探してまで街を彷徨う
壊れてく心じゃ取り繕えないよ
内側にばかり目を向けて 君の瞳を見られない
――すさんだ心を誰が癒してくれるの

光の届かない場所で
闇から闇へと葬り去られる……

生きるために不本意なガラクタを背負い
無垢な心などどこへやら
どんなに理論武装したところで
心は押しつぶされそう

なぜ戦いは終わらないの
なぜ人は次の世界を求めるの 休む暇もなく
どうして作ったものを時は壊してゆくの
なぜ、それでも人は歩き続けるの……

求め続けているのに
その苦しさで求めることさえ嫌になっている

――ああ、もう何年もホッとしたことなんてないなあ

すれ違いばかりの毎日に
理解してほしいのにそれすらも言えずにこわばってる
境界ばかりひいて閉じこもってた日々
素直にさえなれず

――まだこんなんじゃ終われない

潰れそうな体を保ち
折れてしまいそうな心を支え
孤独の心を一人駆ける

――予測できないメロディーライン

違う存在だから求めあえる
離れていたって分かり合える

しがらみなんて関係ない
生まれも所属も関係ない
僕の心を縛れるのは、君と僕の心だけだ
君の命もそう、君以外の誰のものでもない

時には元気の出る歌を聴こう
悲しみ一色なんて
誰がそんな枷を決めつけた?
悲しい歌が好きだなんて言ったって
ただ孤独なだけなんだって――
そうさ いつでもぼくがそばにいるよ

It's showdown at Redfox
Across Minefield
startless or Endless ?
Going native for...

fork fork fork !!! Reach for The Sky! xD
Sure. We have no chance to die and be dyed.
――歪みじゃなく 微笑みを求めて

泣きそうな君に何でもいい、優しい言葉をかけられたら……

何度生まれ変わっても、何度記憶を失っても
君に出会えばまた愛してしまうと思うから
怖がらなくてもいいんだ
君を思っている限り、僕は僕であり続ける

もう階段を昇っても息切れなんてしない

――どんなに離れていても
――どんなに傷だらけになっても
きっと君を見つけ出すから、
きっと、そばにいるから。

■(2009.1.30)

よく試験の前日にこんなものを作れたなあ……。forkってのはUNIXのfork爆弾のことです。CPUを使い果たしてでも全力で生きていこうよ(あくまで心がけと言うことですが)という意味を込めました。

posted by whitecaps at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする