Skeleton Planは社会に対し、こういったやり方あるといいよな、という全くどうでもいいことを自分勝手に提唱して、誰かが(今回はApple?)勝手にやってくれるのを待つ企画の総称です。
作曲専用機能
GarageBand(以下GB)はそもそもループを組み合わせて曲を作るソフトなので、コード進行の多い曲作りは苦手なのですが、私はそう言う特性を完全無視してGBでもコード進行の多いジングルを作ることがあります。
で、そういうときそれぞれのリージョンにコード名(本来はリージョン特有の名前をつける)をつけてそのリージョンがどのコードなのか忘れないようにしているのですが、その時こう思いました。
これを発展させたら面白い機能が出来る、と。
ちなみにこういった機能が既に装備されている音楽制作ソフトがあるかもしれませんが、わたしは基本的にGarageBandしかさわったことなくてその真偽がわからないので、とりあえず私なりの想像を文にしてみたいと思います。
実際の画面上の機能
まずGBの新規プロジェクト作成画面でその機能を使いながら作曲するためのプロジェクト形態を用意します。'09には[Song Writing]の項目がありますから、これから使えるようにするのが良いでしょう。そしてプロジェクト作成後にまず表示されるのは通常のメイン画面ではありません。まず、コードの順序を組み合わせるための画面を出します。
この画面では現行のiMovieのタイムラインのように曲のタイムラインを表示します。が、音符を表示する機能はありません。ここではタイムライン上にコードを置いていきます。例えば、EGDA…のようにです。
再生ボタンを押すとギターの音源などでコードの構成音が鳴るわけですが、それだけではダメですね。あらかじめ
収録されているストロークパターンでそれを鳴らすことが出来るようにしてほしいです。(それぞれのパートでストロークを変えられたらなお良いですね)。そして再生時にはバックにオプションでドラムを入れられるようにしてリズムを掴みやすくさせてください。
コードを入力するときは音楽理論におけるコード進行の傾向に合わせて次のコードをGBが予測変換のように提案し、そこから選んで作成できるようにもします。パートごとにコードをグループ化して入れ替えたり複製したりも簡単にできるようにしましょう。
言いようによっては、これで弾き語りのうちの伴奏が作れる、と言うわけです。この画面で大体できあがったら、通常のプロジェクトに書き出します。そしてそのプロジェクトには先ほどのコード、ストロークで構成されたノートが記入されたリージョンが自動的に作成されます。コード名を何かしらの方法で記しておけばなおベターですね。そしてトラックエディタではノートの移動は基本的にコードの構成音にスナップします。(設定次第でコード構成音以外も作れると思いますが。)これでよりGBでもコードに沿った曲作りが簡単になるでしょう。
何でそんなこと思いついたか
コードの構成音にスナップする、というのは兄の大学の友達の人の話から発想を得ました。わたしがGBについて話したとき「そのソフトはコードに合わせて音を配置できる?」とその方は聞いてこられたんです。たぶんその話の筋から言って、そう言うソフトは既に何かあるのでしょうが、GBにはないので、こういう機能はどうだろうかなと思った次第です。
『MIDI vs. 生楽器』で、作曲での生ギターの重要性を書きましたが、どうしてもデジタルでやることに意義を見いだしたい私としては、こういう機能もあったらいいな、とも思ってしまいます。楽器を弾けない人でも曲が作れたなら、それはそれで素晴らしいことですし。
■(2009.3.31)
posted by whitecaps at 14:42|
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