僕は君と話すためにまたやってきた
なぜならリージョンが柔らかく撫でているから
左翼の種子を私が眠い間に置いていったから
そして確かあれは私が20才頃の風景だった
今も心の中に残っている
静寂の音と共に
この通りに沿って僕は歩いていく
彩られた通りの中の彩られた敷石
“英雄を癒す”全てのこの道の土地で
私は色を変えて、そして風邪を引き、投げ出した
そして私はとどまっていた
でも、フラッシュするネオンライトが夜を引き裂く
そして私は静寂の音に触れた
そこには私が視たような裸電球があり
一万人か、いや、それ以上の人々がいて
人々はしゃべることなく話し、
人々は耳をそばだてることなく聞き
決して虜にされることのない声たちの歌を書いていた
“そして誰もしたことはない
静寂の音を無効化することを”
君は誰だ?君は知っているのか?
癌細胞が増殖するような静寂を
ここに君に届く救いの言葉がある
私が差し出す腕をとってくれ
でも僕の言葉は静かな雨だれが落ちるようだ−−
そして静寂のベクトルと言葉たち……
そして人々はその脳細胞を買い
彼らが名付けた神に跪いた
そしてアンパサンドは警告であり
私の言葉はフォームに入力され
あなたのサインが指し示すことは
「地下鉄の壁」にプロンプトされた言葉たち
十ほどの極地にも
そして囁く、静寂の音を
■(2011.2.16)
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