2011年02月18日

詩『Folk』

「こんにちは」と友人と笑って話す
僕は君と話すためにまたやってきた
なぜならリージョンが柔らかく撫でているから
左翼の種子を私が眠い間に置いていったから
そして確かあれは私が20才頃の風景だった
今も心の中に残っている
静寂の音と共に

この通りに沿って僕は歩いていく
彩られた通りの中の彩られた敷石
“英雄を癒す”全てのこの道の土地で
私は色を変えて、そして風邪を引き、投げ出した
そして私はとどまっていた
でも、フラッシュするネオンライトが夜を引き裂く
そして私は静寂の音に触れた

そこには私が視たような裸電球があり
一万人か、いや、それ以上の人々がいて
人々はしゃべることなく話し、
人々は耳をそばだてることなく聞き
決して虜にされることのない声たちの歌を書いていた
“そして誰もしたことはない
静寂の音を無効化することを”

君は誰だ?君は知っているのか?
癌細胞が増殖するような静寂を
ここに君に届く救いの言葉がある
私が差し出す腕をとってくれ
でも僕の言葉は静かな雨だれが落ちるようだ−−
そして静寂のベクトルと言葉たち……

そして人々はその脳細胞を買い
彼らが名付けた神に跪いた
そしてアンパサンドは警告であり
私の言葉はフォームに入力され
あなたのサインが指し示すことは
「地下鉄の壁」にプロンプトされた言葉たち
十ほどの極地にも

そして囁く、静寂の音を

■(2011.2.16)

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2011年02月06日

詩『Light』

寝息のようにランプが明滅してる
目配せしては、あなたの横文字に心躍らせてた
love love love in the world
この星の上でまたあいつらは奪うための争いをして
だから、たとえ普通じゃなくても
あなたとも光の束でつながってるのって
だから、時間を止めて 止めて 止めて
止めて トメテ tomete
線引きなんてしないの この壁のない世界で
青く丸めた背中を抱いて 抱いて 抱いて
私が眠りにつく頃、
宙《そら》からみる都市《まち》はちらちらと輝いてる
あなたのかすれた声が必要なのよ
だって生まれたんだもの、この星の一員として
人見知りなんてしないの、同じ命だから
ねぇ神様、わたしたちはずっとこのままなの?
一人きりの部屋 指先の冷たさ
あの暗闇の上に、一つ光が浮かんでいる
この星はいつか誰かと出会うことを夢見てる

■(2011.1.26)

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posted by whitecaps at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする