2007年05月12日

詩『My foot』

人はどうして歩いていくの
時はどうして過ぎていくの

手を伸ばしてみれば あなたがいる
君を忘れないと 言ってくれた人

傷ついたことも 笑ったことも
みな大切な 思い出だから
あの道も あの向こうの空も 
いつまでも 私も忘れない

何もない箱を 見つめていても
得られる物は 何もないから
自分に言い聞かせて 投げ捨ててみる
赤いリボンがはらりと 舞い降りてきた

夢を追うことに疲れて 夢を追う術が無くて
一人くるまって 暖かさを作り出そうとしている
くだらないと言われたって 私は私でいるために
自分の道揺るがないって 誰にも言うことはなくて

十年前のことも 百年前のことだって
今と感じる 私がいる
きっと今だって 未来だって
乗り越えてゆけないなんてことない

橋の上からながめた 数々の失われた思い
叶えて見せようと くすぶってばかりだけど
その奥で舞い落ちる 白銀の雪
帰ってきて 溶かしてみせるから

※この詩はミュージシャンである高橋瞳が歌っている歌『青空のナミダ』のメロディーを元に歌詞でない詩として作詞したものです。(ただし当ブログは高橋瞳とは全く関係有りません。)連の順番などは独自のアレンジをしているため、実際に『青空のナミダ』のメロディーで歌うことはすでに困難になっていると思います。『青空のナミダ』が元ということでこの詩の暗黙の一人称の設定は女性と言うことになっていますが、この詩の作者である実際の私は男です。私の作詞能力はまだまだ未熟だと思いますが、初めての作詞と言うことでご容赦ください。(だから既にある歌のメロディーを利用して詩をひねり出したわけです。)ちなみになんていうのかわからなかったので、ここでは詩を作ることを「作詞」と言ってます。必ずしも歌詞をつくることではありません。
posted by whitecaps at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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